お知らせ・コラム
2025/06/30 12:15
〜和束茶と宇治茶〜
京都のお茶といえば「宇治茶」が日本一のブランドとして広く知られていますが、宇治茶は「京都府・奈良県・滋賀県・三重県の4府県産の茶葉を、京都府内業者が宇治地域に由来する製法により仕上げ加工した緑茶」のことを指しています(農林水産省HP)。
和束茶は、実質的に宇治茶の味・香りの主要部分を占める京都府産茶葉であるため、宇治茶の「親茶(おやちゃ)」とも呼ばれています。
和束茶は、和束の茶農家さんが自身の育てた和束産茶葉だけを用いた茶農家ブランドとして商品化されているのに対し、
宇治茶は、4府県で栽培された茶葉を京都府内の茶師さんがブレンドし、仕上げ加工をした商品です。
和束茶→茶農家さんの育てた茶葉をそのまま製茶し、品種の持ち味、様々な栽培方法・製法による個性豊かな味わいが楽しめる。
宇治茶→茶師さんのもつ伝統と革新の技術・感性によってブレンド・仕上げされた、国内最高峰のブレンド日本茶。
どちらを飲んでいただいても、和束町産の茶葉がより多くの方にお楽しみいただけることになりますので、当店としてもどちらもより多くの方に親しまれることを望んでいます。